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ペラルゴニウム・クリズミフォリュウム（山伏天狗）の播種ノウハウ
Pelargonium crithmifolium
発芽難易度 ★★☆☆☆ 2/5
P.トリステよりも種子が小さいので、
鮮度が良ければ発芽も早いです。
早いもので２〜３日。P.トリステの場合は「低温湿潤処理」（冷蔵庫内で湿潤管理）をして覚醒を促したほうがいいですが、
P.クリズミに関しては10〜20度環境で保湿性さえ担保できれば
難なくいけそう？な気もします。以下内容は、P.トリステのトピックと重複する箇所があります。
予めご了承ください。▶用意するもの
- ジップ袋 又は 密封ケース
- リードペーパー
- （任意）活性剤や種子殺菌剤
- （任意）スプレーボトル
①種子の事前処理 ＆ 殺菌、浸水
写真はP.トリステ
小生、播種前の処置として、
ペラルゴの種子のくるくるの”尻尾”をカットして播種してたんですが（カビやすいから）、
クルクル尻尾は除去しないほうがいいですね。
尻尾をカットした状態
尻尾があったほうが回転しながら土に潜っていきやすい ので、
あまり短くしすぎず、
クルクルした部分よりも長い腺毛のところだけに留めたい。
てか進化すげー。
その後、
ベンレート（カビ抑止）とかホーマイ（種子殺菌）の希釈水に
５時間くらい浸水させました。
休眠打破の序章として。浸水時間は1時間〜5時間くらい？
（P.トリステほど長時間でなくてもよさそうです）②「リードペーパー」に挟み込む
取り回しがいいのが「リードペーパー」。
吸水した状態でも破れづらく、
しっかり形状を保持してくれます。
③スプレーで保湿して冷蔵庫で冷やす
写真はP.トリステ種子
リードで挟んだ種子を封入袋に入れたら、
がっつりスプレーで保湿します。
メネデールやリキダスなど活性剤入の希釈水でスプレーするといいです。種子が多ければ、
面積が広い透明の封入袋（ケース）のほうが
外から発芽状況を把握しやすい。
写真はP.トリステ種子
あとは冷蔵庫（５度）で冷やすだけ。
〜3日後
スイッチが入ってる種子多数。
外から見ても発芽しかけています。腰水した土壌に発芽した種子をそっと据え置く。
〜8日後
遅れて発芽するものも含めて、
８割方の発芽率でした。発芽後の処置
保湿された状態をキープするため、
一時は上から透明フタをしてます。
しっかりと根が潜った段階でフタを外す。根の部分だけでも少しだけ覆土するか埋めるかしたほうが
乾燥をより防げる気がします。
少しだけ埋めたほうが根付きがいい
総括
ペラルゴの中でも発芽率は良い方です。
「現地球のあの”節のあるボコボコしたフォルム”に育つまで幾年かかるのだろう・・」
実生の醍醐味、
まさにその造形美に仕立てるのはあなた！あなた自身なのだぁ！
目指せ！！現地球に負けないフォルム！ぬおぉおお〜〜〜！！(☆_,☆o)ｷﾗ-ﾝ
書きながら気合入ってきたぁぁ！！
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